日本の神社 四柱神社(長野県松本市)

市内中心部に立地/「願いごとむすびの神」祀る

四柱神社は長野県松本市の繁華街近くにあり、松本城から徒歩4~5分の場所に位置している神社です。すぐ近くには市内の中心部を流れる女鳥羽川があります。その女鳥羽川沿いに長屋風に個性的な店が軒を連ねている商店街「なわて通り」に隣接しており、観光客が足を伸ばしてちょっとお参りするのにいい場所に鎮座しています。

天照大御神など高位の4神を祀る四柱神社

御祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)の4神です。このうち天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神は日本最古の書物である「古事記」に記されています。天之御中主神は天地開闢の神とされ、高皇産霊神、神皇産霊神の3神と合わせて天地を創造した「造化の三神」と言われているようです。

天照大神は皇室の祖先の神であり、日本人の総氏神としてのほか、伊勢神宮に祀られていることでよく知られています。今回調べるまで、このようにとても位が高い神様が祀られているとは知りませんでした。

創建は比較的新しく1879年(明治12年)です。神社の名前の由来は具体的な記載はみつかりませんでしたが、神様の数え方は「~柱」とし、こうした4神を祀っていることから四柱神社になったと思われます。ちなみに呼び方は「よはしらじんじゃ」と言うそうです。私はずっと「しはしらじんじゃ」と呼んでいました。両親がそうで呼んでいたからです。ですので「しはしら」という言い方の方がなじみがありますね。

私にとっては生まれて初めてお参りした(お宮参り)神社が四柱神社ということもあり、とても親しみを感じています。冒頭にも記しましたが松本城に近く繩手通り沿いの入り口近くにあるので、観光ついでに気軽に立ち寄れます。こぢんまりとしていて気持ちのいい神社です。  

ホームページを見て初めて知り驚きましたが「願いごとむすびの神」として知られているようです。確かに高位の神様が祀られていることもあり、有難みがありそうですね。松本市に寄った際にはお参りしてはいかがでしょうか。

明るい感じの境内。多くのハトがちょこちょこと歩き回っていた

【四柱神社】

所在地:長野県松本市大手3-3-20

アクセス:最寄り駅 JR松本駅から徒歩10分

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