ギネスブックに世界一の乗降客数と認定された新宿駅。その中心となるのがJR新宿駅です。JR東日本によると2021年度の1日平均の乗車人員は52万2178人。2位の池袋駅より11万人強多く、ぶっちぎりのトップです。新宿駅は中央線や総武線、山手線、埼京線などのJRの各路線が走っているほか、京王線、小田急線、都営地下鉄、東京メトロなど私鉄・地下鉄などもあるため、人の乗り降り・乗り換えが非常に多い駅になります。まさに日本一のマンモス駅と言っていいでしょう。
私が新宿駅を初めて利用したのは大学受験で上京した時でしょうか。松本駅(長野県)で特急「あずさ」に乗り、新宿駅で降りて新宿にある宿泊施設を利用しました。それ以来、自宅や職場で乗り降りする(した)最寄り駅を除けば、新宿駅は最も利用している駅だと思います。飲食、買い物、遊びetc。今では自宅から大江戸線を使って新宿に出ることが多いのですが、それでも1カ月に何度かはJRを使って新宿駅で乗り降りします。実家に帰る時はあずさに乗るため新宿駅を使うので、そういう意味でも身近な駅ですね。マンモス駅といっても使い慣れているので、その実感が薄いかもしれません。
駅構内は乗り換えに特化しているというのでしょうか。あまりくつろげるところがありません。ドトールはいつも混んでいますね(笑)。私が利用してからおよそ30年以上経ちますが、東西の自由通路ができたり甲州街道を渡って渋谷側の新南改札の付近も比較的新しく開設されたりなど変化もうかがえます。駅の構造はシンプルで、複数路線が乗り入れている割には意外に迷わなくてすむと思うのは私だけでしょうか。
今、ホームの工事を行っていますが、すぐ近くを電車が走る狭いスペースを多くの人が行き来するので危険です。このあたりはもう少し何とかしてほしいと思います。そしてよりいい駅への進化を期待しています。(樹)