東京風景(5)日比谷公園

緑豊かな日比谷公園

東京・有楽町、霞が関のオフィス・官庁街に憩いの場として存在する緑豊かな公園。それが日比谷公園です。

開演は明治36年(1903)と来年で120年を迎えます。面積は16.2ヘクタール。もともとは大名屋敷だったところが陸軍練兵場になりましたが、その後公園にしようという提案があり整備されたそうです。

公園内にはいろいろな施設があります。池や並木、噴水はもちろんのこと、歴史的な建造物である市政会館や日比谷公会堂、野外音楽堂、図書館、洋風レストラン「松本楼」、テニスコートなど盛りだくさんです。このうち市政会館や日比谷公会堂はかなり古いので、現在どのように使われているかわかりません。

年がら年中、イベントをやっているのも日比谷公園の特徴です。コロナ禍前にはドイツビールのイベントをやっていたことが懐かしく思われます。写真撮影した日も肉祭りやアイドルイベント(たくさん登場していましたがよくわかりませんでした)などにぎやかでした。

私にとって日比谷公園は思い出深い場所です。以前、日比谷公園のすぐ近くに勤務していたことがあり、ほぼ毎日といっていいほど日比谷公園を歩いていました。仕事をしながらあちこち園内を周ったことが思い出されます(さぼっていたわけではありません、笑)。当時は春夏秋冬の公園の移り変わりとともに過ごしていました。園内のベンチに手帳を置き忘れてしまった時には大ショックで仕事が手につきませんでしたが、手帳を拾ったという方が送り届けてくれたという出来事もありました。

休日には家族連れやカップル、若者グループなど多くの人が訪れます。5月に訪れた際には五月晴れで青々とした木々が鮮やかに映え、気持ちのいい日でした。日比谷公園は大都会・東京の中で自然を感じられる憩いの場所であるとともに人の集いを促す場所として、これからも利用されていくでしょう(樹)

第二花壇にあるソーラー時計。遠方に見えるのはイベントのブース施設と小音楽堂

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