東京風景(2)明治神宮野球場

東京六大学野球の試合が行われる明治神宮野球場

おそらく私が東京都内で最も行っている施設が明治神宮野球場です。プロ野球チームのヤクルトの本拠地として知られていますが、東京六大学野球(早稲田、慶応、明治、法政、立教、東京)の使用球場でもあります。六大学野球の観戦のため、春季と秋季のリーグ戦には必ず1回は足を運んでいます。住所は東京都新宿区ですが、最寄り駅は地下鉄銀座線の「外苑前」になります。

神宮球場が完成したのは今から約100年近く前の大正15年(1926)10月です。東京六大学野球は当時から、神宮球場を使って試合をしています。私の母校が六大学野球の1校でもあるので、学生時代に応援に行ったこともありました。しかし、当時は野球部がそれほど強くなかったのであまり行った覚えはありません。

毎シーズン通うようになったのは、早稲田大学に斎藤佑樹投手が入学した2007年からです。彼は夏の高校野球で早稲田実業の投手として優勝し、その甲子園での活躍と甘いマスクとハンカチで顔を拭う仕草などから「ハンカチ王子」として注目を集めました。どんな投手なのか見てみたいと思って神宮球場に通うようになって、六大学野球にはまりました。

22春季リーグは新型コロナウイルス禍で、観客を最大1万5000人に制限して開催されています。グランドは緑の芝が鮮やかでドーム球場と異なり解放感があります。初めて行った人は意外に近くで選手を見ることができることに驚くのではないでしょうか。晴れた日に生ビールを飲みながら母校が勝っている試合を見るのは格別です(樹)。

解放感がある球場。正面に見えるのは国立競技場

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