日本の神社 北海道神社(札幌市中央区)

北海道総鎮守 北海道の発展とともに歩む

北海道神宮は、私が仕事で北海道に2年間赴任していた時、何度かお参りした馴染みのある神社です。赴任当初に北海道での仕事の成功や安全などを祈願しました。ただ、東京に戻ることになった時、御礼をすることなく戻ってきてしまい、ずっとそのことが心残りとして引っかかっていました。ちょうど新型コロナウイルスの流行時期と重なっていたため、お礼参りしようにも北海道にいけなかったのです。それがこの7月、北海道神宮にお参りすることができ、御礼の言葉を伝えることができました。

 

北海道の開拓・発展を見守ってきた北海道神宮(拝殿)

北海道神宮は明治2年(1869)9月1日、明治天皇の詔により東京で「北海道鎮座神祭」が行われ、北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の「開拓三神」の神々を祀ることになりました。明治4年(1871)に「札幌神社」と名付けられ、現在の地に社殿が建てられたそうです。昭和39年(1964)に明治天皇を増祀し、社名も北海道神宮と改称しました。

今回、ブログを書くにあたって初めて北海道神宮がもともとは札幌神社という名称だったと知りました。確かに「神宮」と称する神社は皇室とゆかりが深いところが多いです。

北海道神宮のホームページを見ると、アクセスは円山公園駅から徒歩15分とありますが、円山公園内を歩いていくので、それほど距離が気にならないと思います。公園内の木々を目にしながら境内に入って行くので、札幌市内でも北海道の自然の豊かさを味わうことができます。鳥の鳴き声もよく聞こえましたし、リスを見たこともあります。境内には北海道開拓の功労者を祀った開拓神社などがあります。北海道神宮は北海道の雄大さと自然のやさしさ、開拓者精神を感じられる場所と言えるでしょうか。

表参道にある第二鳥居
円山公園から出入りできる円山公園口鳥居。木々が生い茂っている

【北海道神宮】

所在地:札幌市中央区宮ヶ丘474

アクセス:地下鉄円山公園駅から徒歩15分

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