訪問記 金華山黄金山神社2023(中-1)

〇早速ハプニング!?

朝は6時ごろ起床しました。前日は疲れていたので出発当日の朝、旅行の準備をしました。東京発8時20分の新幹線に間に合うように家を出ました。新幹線で旅行するときは売店で万世の「万かつサンド」をいつも購入します。今回も東京駅の新幹線のプラットホームにある売店で購入し、旅行気分を高めたところで突然、ハプニングが訪れました。

万かつサンドを購入して、自分の乗り場の位置に向かって3~4メートルほど歩いたところ、1~2人が「携帯落ちたよ」と声をかけてきたのです。最初、誰に言っているのか分かりませんでした。携帯はチノパンツのポケットに入れていましたから「落とすはずないんだけどな」と思って上着のポケットに手を入れたところ、何と先ほど売店で手にした長財布がありません!

「やばい」と思ってあわてて引き返してホームに落ちていた長財布を拾いました。本当にヒヤッとしました。声をかけていただいた方々には感謝の念しかありません。お金に困らないようにお願いに行くのに、財布を落としてしまったらまったく意味がありませんね。

〇鈴が鳴らない!=鹽竈神社

9時50分に仙台駅に着きました。仙石線へ乗り換えも順調で最初の訪問地である鹽竈神社(宮城県塩釜市)の最寄り駅、本塩釜駅に到着しました。季節は10月末でしたが、結構日差しが強くて暑かったです。念のためにハーフコートを持参しましたが、不要なため腰に巻きました。

鹽竈神社はそれなりに大きな神社だと思っていましたので、道路沿いにお店が並んでいるかなと思いましたが、数えるほどしかありませんでした。駅から10分ほどに表参道がありました。急な階段です。あとからネットで調べると202段であることが分かりました。こけたら下まで転げ落ちて大怪我しそうでしたので、神経を使いながら何とか登り切りました。

鹽竈神社には大きな拝殿のような建築物が二つありました。思っていたほど境内は広くありませんでした。それぞれの建築物には、二つの賽銭箱と鈴がありました。要領を得ませんでしたが、それぞれお詣りしました。鈴を鳴らそうと綱をふるったのですが、ほとんど鳴りませんでした。二つ目のところは全く鳴りません。「あれっ」と思いましたが、他の人が大きな鈴の音を鳴らしていたので、どうやら単にうまく鳴らせなかったということでした。何とも残念です。

御朱印をいただき鹽竈神社を後にしました。帰りは小さい山の尾根という感じの東参道から帰りました。後ほど気が付いたのですが、鹽竈神社のすぐ近くにある志波彦神社を通り越してしまいました。ホームページやパンフレットでは一緒に記載されていたのですが、鹽竈神社をお詣りしたことで満足してしまい気付きませんでした。次回、鹽竈神社を訪問することがあれば志波彦神社にもお詣りしたいと思います。

東北鎮護の鹽竈神社。表参道から
202段ある階段。神経を使う
拝殿「左右宮」。鈴と賽銭箱が二つある

〇よく見えない!?=大崎八幡宮

次の目的地は大崎八幡宮です。昼頃になっていたので最寄り駅である東北福祉大前駅で食事をしようと思っていたところ、お店が何もありませんでした。「あれっ」。あてが外れてしまい、そのまま大崎八幡宮まで歩くことにしました。途中で飲食店があったらそこに入ろうと思いましたが、普通の住宅街が続いていました。

10分以上歩くと、大崎八幡宮の北参道の案内がありました。そこをたどって行くと門と塀があり、大崎八幡宮の御社殿がありました。国宝です。ただ御社殿の前に簡易な建物と幕があり、正面部分が隠れていて見ることができませんでした。何か「うーん」という感じです。側面から鮮やかな色をした彫刻が屋根部分の下にあるのを辛うじて見ることができました。思ったより小さくちょっと期待外れでした。

帰りは表参道を通って行きました。北参道に比べて神社らしい感じで道が整備されており、ゆっくり雰囲気を味わうことができました。出入り口にあたる一の鳥居に面して、国道48号線が横切っていました。一の鳥居を出て右隣にとんかつや「とんかつ石亭 八幡茶屋」があったので遅い昼食をとりました。 とんかつ屋でメニューを見ると大盛りとありました。「これはご飯のことですか」とお店のおばさんに尋ねると、「とんかつ屋で大盛りがご飯なわけないでしょ」と威勢のいい返事がありました。確かにその通りと思いつつ普通の盛り合わせをいただきました。(つづく)

提灯がたくさん釣り上げてある大崎八幡宮の門
大崎八幡宮の御社殿。国宝だ
屋根下に鮮やかな色を施した装飾

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA