登録日本語教員試験の受験者数

昨日は日本語教育能力検定試験のことについて記載しました。

受験者数が大幅に減っていましたが、一方で登録日本語教員試験の受験者数はどうなっているのでしょうか。

文部科学省の発表によれば、2024年度は1万7655人、25年度は1万7597人と23年度の日本語教育能力検定試験の倍以上の数に増えています。これは驚くべきことです。

そして合格者は24年度に1万1051人(合格率62・6%)、25年度に1万1876人(同67・5%)と、合格率が60%以上ありました。日本語教育能力検定試験は確か30%前後だった記憶がありますから、合格率の高さにこれまた驚くばかりです。

しかし、受験者や合格者の数字についてよく見る必要があります。

というのも受験者は試験だけで合格した人だけではなく、現職者の経過措置など基礎試験などを免除された人たちも含まれているので、日本語教育能力検定試験とは単純比較できないのです。ちなみに登録日本語教員試験は基礎試験と応用試験に分かれており、基礎試験を合格しないと応用試験を受験しても採点されません。

こうした状況があるので免除がなく試験だけで合格した人数をみると、24年度は3947人が受験して366人が合格で、合格率9・3%とかなり低い数字になります。25年度は3796人の受験者のうち1355人が合格と、合格率が35・7%と大幅に跳ね上がりました。

とはいえ、全体の60%以上には及びません。また、基礎試験、応用試験を免除される、経過措置が適用された人たちの合格者もかなりの数を占めており、合格率を高める要因になっています。

日本語教育能力検定試験の受験者が減ったのは登録日本語教員試験の開始によるものだと思いますが、その内容を分析していくといろいろな発見がありそうです。

26年度も登録日本語教員試験の出願者はかなりの人数になるのではないでしょうか。

以前、登録日本語教員試験の出願審査に関する記事を掲載しましたが、8月10日現在でも私の審査完了の連絡はありません。審査処理に相当時間がかかっているものと思われます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA